1から43までの43個の数字の中から、異なる6つの数字を選ぶだけで平均1億円（上限は2億円）が当たる「ロト6」。

この「ロト6」で、1等当選者がいない場合などに、賞金を次回に繰り越す「キャリーオーバー」が過去最高の6億円を突破したようです（ZAKZAKより）。

キャリーオーバーが発生したことにより、最高賞金はいっきに4億円に。当選者が多ければ当然当選金は少なくなるのですが、夢は広がるばかり。。。

…とはいえ、それはあくまで「夢」のお話。実際問題、このロト6に当たる確率ってどのくらいだかご存じですか？

ワシもよく分からなかったので、ざっくり計算してみました。その結果がこちら。

【ロト6の当選確率】
「ロト6」を1口（200円）購入して、なにがしかの等級（1等〜5等）に当選する確率
＝2.75％

　＊計算方法：
　ロト6の販売口数（販売実績額÷200円）に占める、当選口数の割合。
　第251回〜第300回までの50回の平均値。

なんかこれ、意外に当選確率高いような錯覚に陥りませんか。
例えば、1000円出して5口購入した場合、単純に考えれば当選確率は13.75％。
8000円出して40口購入すれば、当選確率110％で（理論上は）当たってトーゼンな状態になります。

でも、これは「1等」でも「5等」でも、何でもいいから「当たる」確率ですからご注意を。8000円出しても、当たるのは「5等」（1000円）ってケースが大半ですからねー。

ちなみに、同じ方法で「ミニロト」（こちらは1〜31までの数字から5つを選ぶ）の当選確率も計算してみました。

【ミニロトの当選確率】
「ミニロト」を1口（200円）購入して、なにがしかの等級（1等〜4等）に当選する確率
＝2.01％

　＊計算方法：
　ミニロトの販売口数（販売実績額÷200円）に占める、当選口数の割合。
　第315回〜第364回までの50回の平均値。

ということで、理論上はミニロトよりもロト6の方が当たりやすいことになります。

（おまけ１）
やっぱり気になるのは「高額当選」ですよねー、ってことで、10万円以上が当たる確率も算出してみました。

いずれも、1口（200円）購入したときの当選確率です。

ロト6（1等〜3等が当たる確率）
＝0.0036943%

ミニロト（1等か2等が当たる確率）
＝0.0036387%

(ﾉ∀｀)ｱﾁｬｰ
1万円（50口）購入した場合でも、当選確率は約0.185％ってことで夢のまた夢ですなぁ。。。

理論上、270万円（13500口）購入すれば、10万円以上当選する確率が約50％に跳ね上がりますが、、、（苦笑）

（おまけ２）
みんなが購入した宝くじ代金のうち、どのくらいが当選金に充てられているか（還元率）も、計算してみました。いくら払い戻されてるかってのは、結構有名な話しですよね。

ロト6の還元率
＝44.4%

ミニロトの還元率
＝44.5%

ということで、200円のうち89円が当選金にまわり、残りの111円はどこかに消えてしまう（ってのは嘘で、発売に際して必要となる経費と、全国都道府県および政令指定都市の財源として使われる）ワケです。

ということで、夢のないお話でした。

さーて、みずほ銀行のATMで、ロト6を買い込んでくるかな（←学習能力ゼロ）