最近目にして、なんとなく分かってるようでよく分かっていない単語を2つほど。

1. 公算

新聞を読んでいて目に付いた「公算」。

どこで目にしたかしっかりとは覚えていないのですが、アイフルの違法行為発覚で、グレーゾーン金利を巡る議論について「上限金利引き下げの公算が大きくなった」といった雰囲気で使われていました。

この「公算」、どういう意味なのか調べてみたら「たしからしさ」でした。

2. みだり

駅のホームに設置されている「非常通報ボタン」。誰かがホームから転落したときなどにボタンを押すと運行中の電車などに情報が伝わるというもの。

こんなやつですね。

あれ、いちどでいいから押してみたい、って思いません？

電車を待つ間、あのボタンをじーっと眺めていたら、そんな誘惑がふつふつと湧いてきました。

とはいえ、あのボタンには「みだりに押すと罰せられる」といったキツいひとことが添えられています。

で、この「みだりに」。意味するところは「むやみやたらに、勝手気ままに」のようです。

「なーんだ、『みだら』なら知ってるんだけどなー」というオヤジ的発想をされたそこのあなた、ご安心下さい。辞書によると、「みだり」には「みだら」という意味も含まれているようです。

こうやってみていくと、みだりっていう言葉の響きが妙に卑猥に感じてしまうのは私だけですねハイ。失礼しました。

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ちなみに余談ですが、駅のホームに設置されていた非常通報ボタン、製造元は「交通システム電機株式会社」という、ぶっちゃけまんまな名前の会社でした。名は体を表す、ですなぁ。

サイトを見たら、確かに製品紹介のページにありましたよ。