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karao Diary
カラオ編集長のひとりごと。

「悦」「惑」「惚」

2005年07月02日

かをり嬢、ブログ書籍化おめでとうございますー!ブログ本をちょこちょこ購入しているワタクシとしては是非是非購入させていただきますm(_ _)m

さて、本題。

今週の「日経ビジネス」特集「反古典の消費学」。モノを売るためのキーワードとして日経ビジネスが挙げたのが、タイトルの「悦ぶ」「惑う」「惚れる」の3つ。タイトルを見た瞬間、何とも言えない淫靡さを感じたのですが、まぁそれはさておき、確かにそうだなぁこれ。

ざっくり書くと、

「悦ぶ」=お得意様だけには、しっかり特別サービスします!(差別化)
「惑う」=今のトレンドはコレ!失敗しないモノ選びをナビゲート!(マストバイ紹介)
「惚れる」=商品には、トコトン徹底的にこだわります!(ニッチ向け)

ってことなんですが、自分の場合も

★こだわるものはネットで情報収集していろいろ比較し、クチコミ情報も考慮して購入する(=惚れる)
★こだわらないものの場合、売れ筋ランキングや雑誌の特集などの評判でテキトーに選ぶ(=惑う)

という図式は当てはまるかも。日経ビジネスでは「CanCam」の「モテ服」(コレとコレを組み合わせて着れば今年っぽくて好感度アップ&上司も彼氏も納得!みたいな感じ?)が「惑う」でクローズアップされていましたが、よく分からないジャンルや自信のないジャンルの商品ほど「失敗したくない」意識が強いのは、ご指摘の通りってところがありますな。

こだわりがあれば他人の評価はどうでもよいので、自分が気に入ったモノをトコトン追求するけど、そうではないモノの場合、別に最先端を走らなくてもいいからそこそこのものを購入したい、逆に「失敗だけはしたくない」という意識がありますよね。そこで「失敗しないですよ〜」ときちんと導いてくれる存在に対して需要が生まれる、と。

日経MJに掲載されていた月刊女性誌の月間ランキングで「CanCam」がトップ(しかも2ヶ月連続)、というのも、コーディネイトマニュアルであり洋服購入時の情報源でもある「モテ服」紹介が信頼を得ているから(あとはエビちゃんパワーか?)なんでしょうね。

ということで、日経ビジネス今週号も面白い特集なのでオススメです(なんか、定期的に日経ビジネスをススメてますねワタクシw)

ちなみに、このブログを書き込んでいるときのBGMはアワアワ「NOVAうさぎのうた〜いっぱい聞けて、いっぱいしゃべれる〜」。シャッフルで再生していたらたまたま出てきた楽曲にニヤリとしてしまいました。

Posted by karao at 2005年07月02日 20:14
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