ちょっとだけ朝寝坊したきのう、朝ご飯を食べつつ新聞に目を通していたところ、
心の中でひっかかっていたことに関して「やっぱりな」と思う記事を発見。

▼【社会部発】「罵倒だけ…恥ずかしい」　「客観報道」へ自戒
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07na1003.htm
（産経新聞）

JR西日本が引き起こした福知山線脱線事故。事件当初から連日の報道で、JR西日本の
記者会見場を映し出す映像もTVではひんぱんに流されていました。

そこで耳にした記者の怒号。確かにひどすぎる事件ではあるけれど、だからといって記者が
あそこまで罵声を浴びせてよいワケではないと思っていました。

やはりそう感じた人は多かったようで、上記記事によればマスコミに対する批判も寄せられた
ようです。

ボウリング大会などの不祥事暴露合戦になりつつあるマスコミ報道ですが、私が今
知りたいのは、JR西日本はもとより、他の鉄道路線（JR東日本や私鉄各線）の中で、
自動的にスピードを抑制する仕組みを備えた新型の列車自動停止装置（新型ATS-P）が
どこにどれだけ設置されているのか、といった、事故再発防止に向けた取り組みの現状を
淡々と報道するようなもの。

JR西日本では「大阪環状線や京阪神を走る東海道・山陽線などで新型ATSをすでに
導入」「福知山線では導入過程だった」といった報道はありましたが、じゃぁ他の路線は
どうなのよ？っていう報道は（私が見逃したのかもしれませんが）なかったような。

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関東圏で過密ダイヤの代表格といえる「山手線」については、テレビ朝日が
制御の仕組みを報道していたのは目にしました。
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怒りにまかせた報道も大切だとは思いますが、そればっかりというのも何だかなぁという
気が。

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ちなみに気になってググってみたところ、東京メトロについてはATS（自動列車停止装置）より
高機能なATC（自動列車制御装置）の「CS-ATC」が導入されているようです。（Wikipedia）
＊東西線のみ違うようですが…。

ここ数ヶ月、移動といえばJRや私鉄より地下鉄（特に東京メトロ）を多用している私と
しては、スピード制御についてはひとまずホッとしました。