【1】 パソコン、壊れる

出かける前に時刻表と天気でも調べておこうと思い、自宅にあるPCのスイッチを
入れたところ、普通だとハードディスクが動き出す音がするのに、今日はやけに
静かでした。で、なかなか起動せず、PCの画面には何も表示されないまま
時だけが過ぎていきました。

「ん？」と思って何度か電源を入れたり切ったりしたものの、まったく反応を示さず
でした。

PC本体の電源は入るのに、ハードディスクの稼働音がしなかったので、
ハードディスクが壊れてしまったんだと思い、かなりの絶望感に。

というのも、メールのデータなど、まったくといっていいほどバックアップを取って
いなかったので、ハードディスクが吹っ飛ぶと復旧不能な状態だったんです。

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【2】 取り替えても…

でも、こうなったらしょうがないとあきらめ、量販店にでかけてハードディスクを購入。
（120GBで1万円ちょいでした）。

その道すがらは「データは復旧できないかもしれないけど、新しいハードディスクに
すれば直るよな。あー、再インストールするの面倒だなぁ…」ぐらいに思っていたのですが、
帰宅後ハードディスクを取り替えても、動き出す気配がなかったんです。

このとき「パソコンの寿命だったのか…」となかばパニック状態に。いまだにWindows98を
使っていて、結構パソコンに限界を感じていたのですが、こんなにはやく「ご臨終」になる
とは考えておらず、からむ出費を恨んでいました。

もうなすすべがないなぁ、と思ったとたん、吹っ切れたのか急にお腹が空いてきたので
ちょっと遅いおひるごはんに。

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【3】 奇蹟の回復

食事をすませ「もしかしたら」という思いでPCの電源を入れたら、なぜかうまくスイッチが
入りました！

で、画面も表示されるようになり、その画面に出てきたのが「（交換したのとは）別の
ハードディスクが壊れている」というような文面。

そこで「やられた！」と思いました。

私のマシンは、重要なデータが入っているメインのハードディスクと、あふれたデータを
格納するサブのハードディスクがあって、今の今まではメインディスクが吹っ飛んだの
だと思っていました。でも実際はサブのハードディスクが壊れただけだったんです。

ということで、新しいハードディスクと、実際は壊れてなかったけど、壊れたと思って
取り外していたメインディスクを取り付けなおしてスイッチをいれたら、何事もなかった
かのように動き出すではないですか！

結局データが吹っ飛ぶこともなく、かつ120GBのハードディスクが増設されたので
よかったのですが、きょうはほとんどこの作業に費やされ、一日を棒に振ってしまいました。

それにしても、サブのハードディスクが壊れて全体が動かなくなる、とまでは思って
いませんでした。いやぁ、悔しいです。

ということで、今はフツーにblogに書き込めるわけですね。
一時は、どんなパソコンを買うか、っていうのと、お金をどう工面するかで頭が
いっぱいだったんですけどね。

でも、結局「もしかしたら…」でスイッチを入れていなければ、いまごろ本当にパソコンを
購入するところまで行っていたので、あきらめなかったことが功を奏したのかも。

「なぜベストを尽くさないのか」（by TRICKの上田教授）っていうのを実践した、って
とこですかね♪