カラオ編集長のひとりごとver.3 (2009年1月スタート)。
2003~2006年のひとりごとはver.1、2007~2008年のひとりごとはver.2として別途保存。

低脂肪乳の盲点、カロリーは低いけど...?

前回の書き込みの続きになりますが、またまた牛乳のおはなし。

低脂肪牛乳に(名前だけ)似ている「低脂肪乳」、スーパーや生鮮コンビニなどで100円前後で売られている、値段的には魅力的な商品ですが、これは生乳100%ではなく、脱脂粉乳なども使われていますので味がちょっと、、、というイメージがあります。

味だけなら我慢すればいい!ということなんですが、実はそれだけではないんです。

確かに「低脂肪」というだけあってカロリーは普通の牛乳より少ないのですが、減量の敵(おおげさ)である炭水化物の量はなんと多かったりするんです、これ。

意外ですよねー。

ワタクシお気に入りのタカナシ乳業の製品でみてみましょう。

商品名北海道3.7牛乳
酪農王国
北海道
低脂肪乳
ローファット
ミルク
種類別名称牛乳成分調整牛乳加工乳
栄養
成分
(100ml
あたり)
エネルギー67kcal49kcal45kcal
たんぱく質3.3g3.3g3.8g
脂質3.8g1.9g0.9g
炭水化物4.8g4.7g5.4g
ナトリウム41mg45mg55mg
カルシウム113mg103mg114mg


上の表は、左から「牛乳」「成分調整牛乳」「加工乳」の栄養成分をまとめたものです。ちょっとややこしいのですが、商品名に「低脂肪乳」が含まれる「北海道低脂肪乳」は生乳100%の成分調整牛乳で、生乳100%ではない、いわゆる低脂肪乳がいちばん右の「ローファットミルク」です。

これをみると、カロリーと脂質が最も低いのはたしかに加工乳ですが、炭水化物はちょっと多めなんですよね。割合で言うと、フツーの牛乳より12%ほど炭水化物の量が多い計算になります。

まぁぶっちゃけ、コップ1杯(200ml)飲んで1.2g多いだけ(1日に必要な炭水化物の摂取量はおおよそ300gと考えられているので、そのわずか0.4%相当)なのでささいなお話と言われちゃうと、反論できないのですけどね...。

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コメント(1)

バターを取った分、牛乳そのものを追加して補わないといけないので、脂質以外の栄養素が増えるという事ですね。

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このページは、おむすび@カラオが2009年8月23日 15:44に書いたブログ記事です。

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