Weekly Karao presents
1999 Year-end Countdown Best100
1999年を代表する100作品を一挙カウントダウン!


1999 年間シングルランキング
集計期間:1998/12/21〜1999/12/19

1999上半期シングル1999上半期アルバム
1999シングル総合1999アルバム総合1999 Active Artist(アーティストランキング)

Rank タイトル/アーティスト Release 売上推測値
1
だんご3兄弟
/速水けんたろう、茂森あゆみ、ひまわりキッズ、だんご合唱団
99/03/03
32493.6
2
Automatic/time will tell
/宇多田ヒカル
98/12/09
22469.2
3
Winter,again
/GLAY
99/02/03
18585.1
4
ADDICTED TO YOU
/宇多田ヒカル
99/11/10
16895.3
5
monochrome/too late /Trauma/End roll(『A』)
/浜崎あゆみ
99/08/11
16621.6
6
energy flow(『ウラBTTB』)
/坂本龍一
99/05/26
16427.6
7
LOVEマシーン
/モーニング娘。
99/09/09
14471.8
8
Movin'on without you
/宇多田ヒカル
99/02/17
14116.0
9
HEAVEN'S DRIVE
/ラルク・アン・シエル
99/04/21
12232.7
10
ラストチャンス
/Something ELse
98/12/23
11629.4
11
フラワー
/KinKi Kids
99/05/26
11475.5
12
Boys&Girls
/浜崎あゆみ
99/07/14
10902.8
13
Grateful Days
/Dragon Ash
99/05/01
10417.6
14
サバイバル
/GLAY
99/05/19
9806.0
15
Garden
/Sugar Soul feat.Kenji
99/09/08
9516.5
16
ここではない、どこかへ
/GLAY
99/08/25
9407.2
17
A・RA・SHI
/嵐
99/11/03
9182.0
18
BE TOGETHER
/鈴木あみ
99/07/14
9034.5
19
First Love
/宇多田ヒカル
99/04/28
8890.6
20
ギリギリchop
/B'z
99/06/09
8824.1
21
雨のMelody/to Heart
/KinKi Kids
99/10/06
8605.8
22
AS TIME GOES BY
/hiro
99/08/18
8535.2
23
朝がまた来る
/DREAMS COME TRUE
99/01/20
8226.9
24
Pieces
/ラルク・アン・シエル
99/06/02
8118.0
25
本能
/椎名林檎
99/10/27
7971.7
26
Let yourself go,Let myself go
/Dragon Ash
99/03/03
7952.7
27
春〜spring〜
/Hysteric Blue
99/01/21
7849.9
28
I HAVE NEVER SEEN
/安室奈美恵
98/12/23
7753.0
29
やめないで、PURE/BABY LOVE
/KinKi Kids
99/02/24
7515.7
30
LOVE〜Destiny〜/LOVE〜since1999〜
/浜崎あゆみ/浜崎あゆみ&つんく
99/04/14
7453.5
31
Precious Time
/SPEED
99/02/17
7209.7
32
ちょこっとLOVE
/プッチモニ
99/11/25
6630.7
33
I LOVE HIP HOP
/Dragon Ash
99/05/01
6579.9
34
Breakin'out to the morning
/SPEED
99/05/19
6499.2
35
なぜ…
/Hysteric Blue
99/07/28
6305.9
36
my first love
/上原多香子
99/03/25
6088.8
37
Long Way Home
/SPEED
99/11/03
6018.3
38
RESPECT the POWER OF LOVE
/安室奈美恵
99/03/17
5755.6
39
あの紙ヒコーキ くもり空わって
/19
99/03/20
5685.6
40
Sunny Day Sunday
/センチメンタル・バス
99/08/04
5542.0
41
HEAVEN/Squall
/福山雅治
99/11/17
5368.3
42
そのスピードで
/the brilliant green
99/01/27
5356.9
43
光の射す方へ
/Mr.Children
99/01/13
5314.1
44
LOVE FLIES
/ラルク・アン・シエル
99/10/27
5132.9
45
OUR DAYS
/鈴木あみ
99/09/29
4883.9
46
Bye-Bye〜バイバイ〜
/ブラックビスケッツ
99/05/26
4839.2
47
Memory 青春の光
/モーニング娘。
99/02/10
4774.0
48
Nothing Without You
/鈴木あみ
99/02/17
4726.4
49
believe
/山口由子(Yuko Yamaguchi)
99/02/26
4508.2
50
朝日を見に行こうよ
/SMAP
99/01/27
4500.4
●無断複写転載を禁じます●
<総評>
■今年最もヒットしたシングル20作品は以上の通りでした。
第1位、ここのところのCD不況を吹き飛ばすような「300万枚の大台」を久しぶりに記録してくれたあの「だんご3兄弟」が年間通して首位に。この曲の作詞はNEC「バザールでござーる」や「ポリンキー」「ドンタコス」などのCMプランナーとしても有名な佐藤雅彦が担当。独特のリフレインがなんとも言えません。「およげたいやきくん」としきりに比較されて紹介されていたのも記憶に新しいところではないでしょうか。

■その一挙手一投足が話題をふりまいた宇多田ヒカル。今年1年を代表するアーティストとして、データ上からも「Active Artist」首位獲得や、年間シングルランキングで2位、4位、8位、19位と全4作ともBest20圏内にランクインさせるなど、裏付けがなされています。
しかも、最新シングル「ADDICTED TO YOU」は彼女の今までリリースしてきたマキシシングルの中では最高のセールスを記録、下半期のシングルランキングで堂々の首位をマークするなどするなど「一過性のブーム」ではないことを自ら証明してくれました。 (「Automatic」「Movin'on without you」「First Love」はともに、8cm盤と12cm盤がリリースされており、12cm盤だけで比較すると「ADDICTED TO YOU」が最高セールスということになります)

■上半期でも3位だったGLAYが、Best3の一角を死守し年間ランキングでも堂々の3位を獲得。この曲はGLAYの出身地である「函館」をイメージした作品に。続く14位はビデオシングルという新しいパッケージングでリリースした「サバイバル」が、また16位には8月25日に発売した「ここではない、どこかへ」がチャートイン。98年リリースの「BE WITH YOU」を除くと今年リリースしたシングルは宇多田ヒカル同様、すべてBest20圏内にランクインさせています。7月31日に幕張メッセ駐車場で行われた史上最大の「20万人ライブ」やLUNA SEAとのジョイントライブなど、リリース以外でも話題となったGLAY、来年は元旦 リリースの「HAPPINESS」からスタートを切ることになる。

■本人が出演する「桃の天然水」CMソングをはじめ、本田技研工業「ジョルノクレア」や森永製菓「こんがりショコラ」CFソングなど、計4つのタイアップがつき、トータル演奏時間が「75分57秒」という、史上まれにみる「大容量+4A面」マキシが年間ランキング5位を飾ったのは浜崎あゆみ。「Active Artist」でも宇多田ヒカルにつぎ、今年2位をマークするなど、あゆにとって飛躍の年となりました。
12位に「Boys&Girls」が、30位には「LOVE〜Destiny〜」が、66位に「TO BE」が、85位には「appears」が、また最新シングル「kanariya」も88位にランクインしており、Best100圏内に6曲が。(108位には「WHATEVER」が)来年は2月9日にアルバムからのリカット30万枚限定マキシ「Fly high」をリリース予定。

■三共「リゲインEB錠」のCFソングとして、実に18週もの間、週間ランキングのBest30圏内にランクインしていた坂本龍一教授のマキシシングルが年間シングルランキングで6位に。週間ランキングで「3週連続首位獲得」をしたのはあの「だんご3兄弟」以来でした。「癒し系」という流行語まで生まれたこの作品、オリコンによると、インストシングルによる首位獲得はこの作品が日本で初めてとのこと。

モーニング娘。にとって初の100万枚突破となった「LOVEマシーン」が年間ランキングで7位。「Active Artist」でも今年のアーティストの15位に輝いております。それにしても、今年もいろいろありましたね。2月10日発売「Memory青春の光」では福田明日香がまだメンバーとして活躍していたんですよね。彼女の脱退後、この「LOVEマシーン」では後藤真希が新たに加入。ここで終わりかと思いきや、突然の石黒彩の脱退宣言で、これを含めたモー娘の変遷をたどると、「5+3-1+1-1」ということになります。

■昨年はSMAP「夜空ノムコウ」が2位をマークするなど常に好調なジャニーズ系アーティスト。今年、その筆頭はKinKi Kidsになりました。「フラワー」は約1.8万枚の差でBest10圏内にはランクインできませんでしたが、「雨のMelody」は21位に、また29位には「やめないで、PURE」がランクインしています。そして、ジャニーズJr.から飛び出した5人組、のファーストシングルは年間ランキング17位に飛び込む快挙を果たしています。

[今年を代表する作品群]
■15位
ベテランアーティスト井上陽水のベストアルバムが136万枚で15位に、シングルでは坂本龍一が6位など「ベテラン勢に復活の兆し」か?

■32位
モーニング娘。からの新ユニットであるプッチモニのデビューシングルが発売から1ヶ月で年間32位。タンポポ「聖なる鐘がひびく夜」は114位

■39位
19が一気にメジャーシーンへと登場した「あの紙ヒコーキくもり空わって」は39位。最新シングル「すべてへ」は60位に登場。

■40位
ポカリスエットのCMソングに大抜擢され一躍メジャーとなったセンチバことセンチメンタルバス「Sunny Day Sunday」が40位。

■49位
ドラマ「Over Time」挿入歌として起用された山口由子の「believe」は49位に登場。週間ランキングで最高位4位をマークし今年のドラマ主題歌によるブレイクアーティストの筆頭に


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